横浜市消防本部庁舎
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■計画概要
業務 : 基本計画・プロポーザル・設計
※松田平田設計在籍時のプロジェクト
所在地 : 神奈川県横浜市保土ケ谷区川辺町
用途 : 消防本部庁舎
竣工年 : 2023年7月(本館・倉庫棟新築)
2025年3月(別館改修)
建築面積 : 1,528.24㎡
延床面積 : 11,412.54㎡
構造 : RC造、SRC造 (免震構造)
規模 : 地下1階、地上8階、塔屋2階
施工 : 戸田建設・小俣組・小雀建設JV
『横浜市の消防・防災活動の中枢を担う消防本部庁舎』
災害発生時の消防防災活動の中枢となる消防本部の機能強化を図るため、横浜市の新たな消防本部庁舎を整備(建替え)事業です。
敷地は横浜市の中央部に位置する旧保土ケ谷消防署跡地です。新築した本館には、オフィス機能に加え司令センター・ヘリパット等、改修した別館(旧司令センター)にはSR(特別高度救助部隊/スーパーレンジャー)機能・訓練室・更衣室等を有し、両建物を各階渡り廊下で接続。1階部分には特別高度救助部隊車両等が配されており、常時・災害時において、消防庁舎全体の消防局員及び消防車両が迅速かつ機動的に活動・連携できるゾーニング・動線計画を実現しています。
消防機能の継続性確保のため、柱頭免震構造の採用・重要機器の上階設置や止水計画等の水害対策・中圧ガスの導入や電気通信の二重化・自家発電・コジェネ・上下水の貯水等インフラの多重化等を行い、1週間以上機能継続できるBCP計画としています。また昼光利用や自然換気・緑化・雨水利用・高効率設備機器採用等の環境配慮にも積極的に取り組み「CASBEE横浜」Sランクを取得しました。
消防本部庁舎(本館):横浜市ホームページ
消防本部庁舎(別館):横浜市ホームページ
施設案内:施設パンフレット
