吉敷の家(改修工事)

吉敷の家(改修工事)

■計画概要
 業務   : PM/CM 、設計・監理
 所在地  : 埼玉県さいたま市
 用途   : 住宅(団地ノベーション)
 竣工年  : 2025年8月
 延床面積 : 56.0㎡
 構造   : 壁式RC造
 施工   : 登志工務店(建築)
        アクト(サッシ) 
        野崎シーリング(ガラス)
        美創(キッチン)
『都心の団地フルリノベーション』

大宮氷川参道近くにある築53年の団地の一住戸です。元々は3LDKと細かく壁で仕切られた間取りで、また天井高が低く所々梁型もあり圧迫感を感じる住戸でした。

本改修では、LDKをワンルーム化し南北の開口部を繋ぎ、対面型カンターキッチン(ペニンシュラキッチン)の採用や必要収納量を把握した上で収納集約を行い、シンプルでコンパクトなプランとしました。空間に余白・余裕を持たせすることで、部屋全体に光と風を行き渡らせ開放感ある空間としました。

また本計画では、自然素材の採用(無垢(ナラ)フローリング・ドイツ本漆喰・木毛セメント板・ラワン合板OSMO塗装等)及び断熱性・遮音性の向上(床・天井・戸境壁に断熱材、サッシはカバー工法、天井木毛セメント版等)に重点を置き、シックで落ち着きのある住空間を目指しました。